Statistics · First guide
統計分析は、たくさんの数字から傾向を見つける作業です。
生データとは、測定やアンケートなどで集めた、まだ整理していない一つ一つの値です。統計分析では、それらを数えたり、まとめたり、比べたりして、全体にどのような傾向があるかを確認します。
平均は、最も身近な例です。
40、50、60という3つの値がある場合、合計150を3で割ると、平均は50です。この平均から「この集団の値の中心は、およそ50」と考えられます。ここでいう中心は人数ではなく、値がだいたいどの辺りにあるかを示します。
40、50、60という3つの値がある場合、合計150を3で割ると、平均は50です。この平均から「この集団の値の中心は、およそ50」と考えられます。ここでいう中心は人数ではなく、値がだいたいどの辺りにあるかを示します。
平均だけでは分からないこともあります
49、50、51の平均も、10、50、90の平均も50です。しかし、後の集団の方が値の広がりが大きくなっています。そのため、平均だけで結論を出さず、最小値、最大値、ばらつき、外れた値、データ件数も一緒に確認します。
統計分析で確認できること
- 値の中心がどの辺りにあるか
- 値が似ているか、大きく散らばっているか
- 二つの集団や時期にどのような違いがあるか
- 時間とともに増えているか、減っているか
- 見つけた傾向が、欠けた値や少ない件数だけによるものではないか
統計分析は、数字だけで原因を決める作業ではありません。
傾向が見えても、それだけで原因や将来を断定できるとは限りません。どのデータを、何件、どの条件で集めたかを確認し、分かることと分からないことを分けます。
傾向が見えても、それだけで原因や将来を断定できるとは限りません。どのデータを、何件、どの条件で集めたかを確認し、分かることと分からないことを分けます。
教材で行うこと
統計分析の教材では、平均とばらつきを計算し、欠けた値や極端な値を確認して、比較できる表を作ります。最後に、同じ入力から同じ結果を再計算できる手順を残します。